キャッシングって何?

「キャッシング」は、(私たちの生活の中で)自然と定着したサービスのひとつです。しかし、キャッシングについて「具体的に説明しようとすれば」どのようなサービスなのか、説明をするのは難しくなります…。

 

今回、キャッシングとは「どのようなサービスなのか?」詳しく考えてみることにしましょう。

 

【そもそも、キャッシングとは?】

「キャッシング」とは、どういう意味を持った単語なのでしょうか?

 

英語圏では(caching)キャッシングという意味のほか、データ保存したり、何かを蓄えるという意味で利用しているようです。また日本では、現金など小口の融資を受けることを「キャッシング」と呼んでいます。

 

【行為について】

「キャッシング」は、クレジットカードやローン会社のカードを使って、現金を引き出す行為を指します。銀行やカード会社が提携するATMを利用すれば、さまざまな場所でキャッシングが利用できます。

 

【キャッシング枠】

クレジットカードの多くは「キャッシング枠」が付帯しており、審査やカードの利用状況に応じて、利用できる金額が決められています。

 

クレジットカードのキャッシング枠は、貸金業法の制限を受けます。このため、年収の3分の1を超える融資は受けられない(貸金業法の中の総量規制が適用)仕組みです。

 

信販会社、消費者金融のカードローンも同じく、総量規制の対象となり、年収の3分の1以上の融資は出来ない仕組みです。これに対して、銀行のローンは銀行法の適用となり、総量規制のような「年収による融資の制限」は、存在しません。

 

【ショッピング枠】

また、同じクレジットカードの中でも「ショッピング枠」については、総量規制の対象外となります。ここでは「改正割賦販売法」の適用となり、キャッシングのような融資とは別の制限を受けることになります。

 

ショッピング枠の設定は、年収から生活維持費を引いた数字に0.9という数字を掛けたものが「包括支払い可能見込額」として算出されます。ここでの生活維持費とは、家族の人数、持ち家の有無などで変わってきます。

 

こうした改正割賦販売法は、2010年12月に完全施行(総量規制は同年6月に施行)となりました。ここでは、詳しく解説をしませんが、クレジットカードの中でもボーナス一括払いと分割の二回払いまでは、改正割賦販売法の規制外となります。

 

【キャッシュサービスとは?】

キャッシュサービスとは、キャッシングも含めた「お金の引き出し」全般を指します。口座預金からの引き出しに関しても、キャッシュサービスと呼ばれています(英語では、DrawやWithdrawに相当)。

 

「海外キャッシュサービス対応」と表記されているカードは、海外でも現金の引き出しができるようになっています。

 

キャッシングとキャッシュサービスは、境界が曖昧ですが、現金による引き出し全般を「キャッシュサービス」と呼ぶことが多いです。

 

【キャッシングが利用できる場所】

すぐにお金を借りるときにとても便利なキャッシングは、カード会社が提携するATMが利用できます。このほかにもCD機(キャッシュディスペンサー)で、キャッシングが利用できます。

 

ATMとCD機の違いは、ATMが銀行の窓口業務ができるのに対し、CD機はキャッシュディスペンサーという名前が示すとおり、現金の支払い(キャッシング)しか利用できません。CD機からの払い出しにのみ対応しているので、返済には利用できません。

 

ATMとCD機の役割を間違えないよう、注意して利用しましょう。

クレジットカードを使ったキャッシングについて

クレジットカードを使ったキャッシングについて、詳しく説明したいと思います。

 

【金利は?】

クレジットカードのキャッシング金利は、15%から18%までに設定するところが多いです。中には、7%〜12%の間に設定するところもありますが、こうした金利の適用を受けるには、100万円以上の融資を受ける必要があり、審査も比例して難しくなります。

 

このため、クレジットカードの多くは、18%のキャッシング金利を適用します。18%の金利は、何度もキャッシングする数字としてはふさわしくありません……。

 

クレジットカードは、ショッピング金利は低く設定できるものの、キャッシングに関しては「不利なカード」といえるでしょう。

 

【上限額は?】

カードローンに比べて、キャッシングの上限額は少なく設定されます。多くのカードは、ショッピング枠と同額か、少なく設定することが多いです。

 

100万円〜300万円を超えることはほぼなく、大抵のカードは100万円以下、少なければ5万円〜10万円で可決されることもあります。

 

高額融資を希望される方は、可決額の多い銀行ローンや銀行系(消費者金融)のローンを利用してください。

 

【お得に利用するには?】

クレジットカードをお得に使いこなすには、一括払いや「金利の発生しない方法」で支払いをすることです。キャッシングは、高い金利が付いてしまうので、頻繁に使わない方が良いでしょう。クレジットカードは、翌月払いかボーナス一括払いを指定して利用しましょう。

 

既にキャッシングを利用された方は(今後は使わないようにし)銀行ローンや銀行系ローンへの切り替えを始めてください。金利を低く抑え、無駄な利息を支払う必要が無くなります。